骨盤が開いている状態は、腰痛、股関節痛の原因となりす。特に女性に多く見られる骨盤の開きは、出産後や長時間のデスクワーク、運動不足などで起こりやすく、放置すると腰痛が悪化してしまうことがあります。
しかし、ピラティスを取り入れることで、骨盤の開きを効果的に改善することができます。
骨盤の開きとその影響
骨盤は体の土台として重要な役割を果たしています。内臓を支え、上半身と下半身をつなぐ橋渡しをしています。この骨盤が開くと、姿勢の崩れや筋肉のアンバランスが生じ、以下のような問題が発生します。
・腰痛や股関節痛
・姿勢の悪化
・内臓下垂
ピラティスが骨盤の開きに効果的な理由
ピラティスは、骨盤を中心とした体幹(コア)の筋肉を強化します。骨盤の安定を図り、正しい位置に戻すためのピラティスのメリットは以下の通りです。
1.インナーマッスルの強化
骨盤周りのインナーマッスル(深層筋)が弱いと、骨盤が正しい位置に維持できずに開きやすくなります。ピラティスでは、骨盤底筋や腹横筋などのインナーマッスルを鍛えることで、骨盤を引き締め、安定させます。
2.骨盤の正しい動きの学習
ピラティスの動作は、骨盤のニュートラルポジション(正しい位置)を意識して行われます。この意識的な動きが、普段の生活でも骨盤を正しい位置に保つ感覚を養い、姿勢を整えます。
3.柔軟性とバランスの向上
ピラティスでは、筋肉の柔軟性とバランスを意識した動きが多く取り入れられています。骨盤の開きにより生じる筋肉のアンバランスを整えることで、左右対称の動きができるようになり、骨盤の開きを解消します。
当店独自の骨盤の調整法
当店では、ピラティスと併せて、理学療法士の調整を受けることで、さらに効果的に骨盤の開きを改善できます。理学療法士は、骨盤の位置や体全体のバランスをチェックし、個々の状態に合わせた手技療法や運動指導を行います。これにより、骨盤の開きを抑え、体全体の動きを正常に戻すサポートが可能です。
実例:出産後の骨盤ケアで変化を実感
「出産後、骨盤の開きが気になり、腰痛も感じるようになりました。ピラティスを始めてから、骨盤底筋を鍛えるエクササイズを取り入れることで、腰痛が軽減し、骨盤が引き締まった感じがします。また、理学療法士の先生に骨盤の位置を調整してもらったことで、姿勢が改善し、体全体のバランスが整ったように感じます。」
まとめ
骨盤の開きは、施術のみでは改善は困難ですが、ピラティスを取り入れることで効果的に改善できます。インナーマッスルを強化し、骨盤を正しい位置に整えることで、腰痛や股関節痛の予防にもつながります。
当店では、ピラティスと理学療法士による調整を組み合わせて、骨盤ケアをサポートしています。骨盤の開きが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。