運動は副作用のない薬

私たちの身体を健康に保つために、医療の基本的な流れは以下の通りです。

1.食事療法

2.運動療法

3.薬物療法

ところが、現代において痛みや不調に対する最も一般的な対処法として思い浮かぶのは「薬」ではないでしょうか。特に湿布は非常に身近で、肩や腰、背中が湿布だらけの患者様を病院でよく見かけることもあります。このように、薬が最優先され、次に食事、そして最後に運動という順序で考える方が多いのが現状です。

食事に関しては、サプリメントや健康食品などに興味を持つ方も多いですが、運動となると、あまり意識されないことが多いようです。特に「歩くこと」に関しては、なんとなく健康に「良い」とは分かっていても、日常生活の中で自転車や自動車に頼ることが多く、歩く機会が減っているのではないでしょうか?

しかし、まず知っていただきたいのは、「歩くことで生活習慣病は良くなる」ということです。

歩くことの持つ力

歩くことは、単なる移動手段ではなく、私たちの健康を守るための強力な「薬」としての役割を果たします。歩行によって得られる「運動量の確保」は、生活習慣病の予防や改善に大きく貢献します。特に、以下のような効果が期待できます。

1. 生活習慣病の予防と改善

2. 筋力と骨密度の維持

3. 心と体のリフレッシュ

歩行は、心と体の両方にとってリフレッシュ効果があります。ストレスを軽減し、気分を向上させるホルモンであるエンドルフィンが分泌され、精神的な健康もサポートします。自然の中で歩くことは、さらにその効果を高め、心身のバランスを整えることができます。

運動療法の優先順位を見直す

医療の中で「運動療法」は、薬物療法に比べて副作用がなく、効果が持続する治療法です。それにもかかわらず、現代では運動の重要性が軽視されがちです。薬に頼ることも大切ですが、その前に「運動」を取り入れることで、より健康的なライフスタイルを手に入れることが可能です。特に、歩くことは生活の一部として手軽に取り入れられる運動です。毎日少しでも歩く習慣をつけることで、生活習慣病の予防だけでなく、心と体の健康を維持することができます。

歩きにくさを感じる場合は、私にご相談ください。

もし腰痛や膝の痛みで思うように歩けない、階段の上り下りがつらいと感じている場合、早期に症状の改善と歩行機能の回復に取り組むことが重要です。痛みを放置すると、日常生活の活動がさらに制限され、健康状態が悪化する可能性があります。

当店では、歩行機能の改善に特化したアプローチを取り入れていますので、お困りの方はぜひお気軽にご相談ください。あなたの歩く力を取り戻し、健康な生活をサポートいたします。

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