腰椎椎間板ヘルニアは、多くの人が経験する腰痛の原因の一つです。ヘルニアとは、椎間板の中心にある髄核が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態を指します。この症状には、以下のような特徴があります。
・すねの外側に痛みやしびれがある
・太ももの裏に痛みやしびれを感じる
・腰回りに痛みがある
・下肢に力が入りにくくなる
しかし、髄核が飛び出しているにも関わらず、必ずしも全ての人が症状を感じるわけではありません。神経への圧迫の強さや、ストレスなど精神的な要因も症状に影響を与えます。特に精神的要因は、痛みを長引かせ、慢性化させる要因ともなり得ます。
症状を減らす方法
ヘルニアにおいて重要なのは、腰やお尻の筋肉に過度な負担をかけない姿勢や動きを身につけることです。これにより、症状を緩和し、悪化を防ぐことができます。特に注意すべきポイントは以下の3つです。
- 股関節の可動域・筋力を保つ
股関節の柔軟性と強さは、腰椎への負担を軽減するために不可欠です。 - 腰に負担の少ない姿勢・動きを学ぶ
日常生活での動作を見直し、腰に負担をかけない姿勢や動きを意識することが重要です。 - 体幹部を安定させる
体幹部のインナーマッスルを効果的に使うことで、腰回りを安定させ、痛みを和らげます。
まずは、痛みの出ない範囲で、体幹やお尻回りの筋肉を動かすことが大切です。むやみに運動を行うと、痛みやしびれが悪化する危険性があります。個々の身体の状態に応じた個別メニューが必要です。
レッスンの流れ
- 原因となる筋肉や姿勢、動きを評価
まずは、腰に負担をかけている筋肉や姿勢をチェックします。 - 適切な筋肉のストレッチ
無理なく筋肉を伸ばし、腰への負担を減らします。 - 体幹やお尻周りのエクササイズを実施
痛みの出ない範囲で、体幹部やお尻の筋肉を効果的に動かします。
また、自宅で行えるセルフケアの方法や、日常生活での注意点もお伝えします。
国家資格を有する理学療法士による専門ケア
当店のメニューは、国家資格を持つ理学療法士が、医療現場での経験に基づいて作成しています。ヘルニアは、腰痛だけでなく股関節や膝関節への負担も大きく、関節症のリスクも高まります。そのため、より専門的なケアが必要です。
ヘルニアの症状に悩んでいる方、どうすれば良いかわからないという方は、ぜひ当店にご相談ください。あなたに合ったピラティスによる腰痛ケアを通じて、腰の痛みを軽減し、日常生活を快適にするお手伝いをいたします。個別対応のレッスンで、無理なく症状の改善を目指しましょう。