姿勢は意識しなくて良い?姿勢改善の本音

「姿勢を良くしなきゃ!」と一日中意識しているのに、気づくと背中が丸まっていたり、猫背になっていたりする方も多いのではないでしょうか。無意識のうちに崩れやすい姿勢は、「意識するだけ」では改善しにくいものです。

実際、姿勢の乱れは肩こりや腰痛、などの体の痛みや不調が続きやすくなります。

今回は、無理なく自然な姿勢を保ち、痛みや不調を解消するための本当の姿勢改善についてお伝えします。


姿勢を「意識」するだけでは痛みは改善しない?

「姿勢を正そう!」と意識して頑張りすぎると、体に余計な力が入り、かえって筋肉が疲労してしまうことがあります。肩や腰に余分な負担がかかり、肩こりや腰痛が悪化する原因になりがちです。そもそも姿勢は、筋肉や骨格が無意識にバランスを取ることで自然に保たれるもの。意識的に長時間正しい姿勢を保つのが難しいのは、体が本来の姿勢バランスを取りにくい状態になっている可能性があるからです。


痛みの改善には、姿勢を支える「インナーマッスル」が重要

無理のない自然な姿勢を保つために重要なのが、体幹を支えるインナーマッスル(深層筋)です。インナーマッスルがしっかり働くと、体のバランスが整い、肩や腰などへの負担が軽減されます。

逆にインナーマッスルが弱っていると、姿勢が崩れやすく、肩こりや腰痛、体の歪みが慢性化しやすくなります。デスクワークやスマートフォンの使用が増えた現代では、インナーマッスルの働きが鈍くなり、不調や痛みが増えやすくなっています。


ピラティスが痛み・不調を和らげるサポートに

ピラティスは、ただ姿勢を整えるだけでなく、痛みや不調を和らげるために有効なアプローチです。呼吸と動作を組み合わせて深層筋を刺激することで、姿勢を支える筋肉が強化され、体にかかる負担が軽減されます。

また、ピラティスの動きには、体の歪みを整える要素が含まれており、肩こりや腰痛などの痛みの緩和や予防にも役立ちます。


実生活で取り入れやすい姿勢改善のためのステップ

  1. インナーマッスルを意識したエクササイズ
    体幹を鍛えるために、ピラティスやヨガなどで姿勢を支える筋肉を強化しましょう。無理なく行える簡単な動きから始め、毎日の習慣にすることで、少しずつ痛みの改善にもつながります。
  2. リラックスを大切に
    姿勢改善に意識が向きすぎて力が入ると、筋肉が緊張し、かえって不調を悪化させることがあります。正しい姿勢を目指しながらも、自然体でいることを意識してリラックスを心がけましょう。
  3. 日常生活の中で痛みを感じる部分を意識
    日常の動作で肩や腰に違和感がある場合、体の支え方や筋肉の使い方が偏っていることがあります。普段の歩き方や座り方、荷物を持つときなど、体全体でバランスを取るように意識してみましょう。これが無理のない姿勢改善と不調の予防に役立ちます。

まとめ

痛みや不調がある方ほど、姿勢改善には「無理なく、自然に」を心がけることが大切です。ピラティスは、体に優しくインナーマッスルを鍛えることで、自然と正しい姿勢が身に付き、肩こりや腰痛、体の歪みの改善に役立ちます。

当店では、ゆっくりと体のバランスを整えながら、痛みの緩和と姿勢改善を目指したピラティスのレッスンを行っています。慢性的な不調や姿勢にお悩みの方は、ぜひ一度体験してみてください。

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