学生の「遅刻、不登校」は運動療法で改善!

はじめに

「低血圧で朝起きれない…」「学校を欠席しがち…」になる起立性調節障害は、主に思春期のお子さまに多く見られる自律神経の調節不全による症状です。

このような症状を改善する方法として、当店ではピラティスを運動療法として取り入れています。ピラティスはリハビリ由来のエクササイズで起立性低血圧、めまいの改善に効果的です。

本記事では、当店でどのように起立性調整障害の改善をサポートしているかを私(理学療法士)と親御様との会話をもとにご紹介します。


親御様

「先生、うちの子が朝全然起きられなくて、学校にもなかなか行けなくて困っています。病院では起立性調節障害と言われたんですが、何をしたらいいのか分からなくて…。」

理学療法士

「それはご心配ですね。起立性調節障害は、自律神経のバランスが乱れて血圧を調整する機能がうまく働かないことで起こります。改善にはお薬を使用しない治療に薬物を使用しない「非薬物療法」が重要です。

具体的には、光線療法・飲水療法・食事療法・運動療法などがありますが、当店ではリハビリとピラティスを組み合わせた運動療法を中心に行います。」

親御様

「運動ですか?でもうちの子、体力もないし、激しい運動は難しそうです。」

理学療法士

「ご安心ください。当店で行う医療由来のピラティスは、仰向けや座位で行う優しい運動から始めます。段階的にステップUPすることで血圧を安定させながら自律神経のバランスを整える効果が期待できます。」

親御様

「具体的にはどう良いんですか?」

理学療法士

「具体的には、体幹を鍛えることで腹圧を高め、同時に手足を動かしながら末梢からの静脈還流を促します。こうすることで血圧の調整機能が高まります。さらに、ピラティスでは深呼吸を行うので、副交感神経が優位になり、自律神経の調整力が高まります。

実際、医療現場でもピラティスを取り入れることで血圧を安定させたり、リラクゼーションを促進して精神的な安定を図ったりする例があります。」

親御様

「それなら安心して始められそうです。病院ではスクワットを勧められたんですが、ピラティスはどんなことをするんですか?」

理学療法士

「スクワットも効果的ですが、いきなりはじめるには身体への負担が大きいです。まずは、仰向けで深呼吸を練習したり、骨盤や脚を軽く動かすエクササイズから始めます。

その後は、血圧が安定していくのに合わせて、座ってする種目や立ってする種目にステップUPしていきます。

さらに、寝返りや起き上がりなど日常的に行っている動作をもとにしたエクササイズを行うことで、日常生活の変化が現れやすくなります。」

親御様:「具体的なステップがあるのは心強いです。自宅でもできることはありますか?」

理学療法士:「はい、ご自宅では規則正しい生活を心がけていただくことも重要です。食事や睡眠のリズムを整えることで、ピラティスの効果がさらに高まります。また、必要に応じてご自宅で取り組める運動や生活の工夫もアドバイスさせていただきます。」

親御様:「分かりました!起立性調整障害は病院や整体院でしか対応してくれないと思っていたので新たな発見でした。ぜひ始めてみたいです。」


まとめ

起立性調節障害の改善には、自律神経を整え、血流を促進する運動療法が効果的です。

当店では医療分野で実績のある国家資格者がピラティスを通じて、お子さまの症状緩和をサポートします。

症状の改善には、お子様の現状をしっかりと分析し、適切な運動を適度な負荷で行うことが重要です。まずはお気軽にご相談下さい。

一緒に起立性調節障害を乗り越えましょう。

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