ピラティスは万能ではない?

ピラティスは体幹を鍛え、柔軟性やバランス感覚を高める素晴らしいエクササイズです。しかし、すべての身体の不調や症状に対して万能というわけではありません。例えば、慢性的な膝の痛みや肩の不調を抱える場合、ピラティス単独ではアプローチが難しいこともあります。

ピラティスの限界と効果的なアプローチ

ピラティスは姿勢改善や筋力バランス向上に優れていますが、例えば、関節の可動域制限や筋肉の硬直による痛みには、精密なストレッチやリハビリテーションが必要となることが多いです。

そこで当店では、お客様の体の状態に合わせ、ピラティスに「ストレッチ」や「リハビリ由来の筋肉活性化エクササイズ」を組み合わせた独自のメソッドを提供しています。

実例1:膝痛に悩む看護師

ある40代の看護師の方は、長時間の立ち仕事や不良姿勢が原因で、膝の慢性的な痛みに悩んでいました。整形外科でも診断を受けましたが、根本的な改善には至らなかったとのことで当店を訪れました。

1.ストレッチで太ももの緊張を緩和

長時間の立ち仕事で前ももが硬直していたため、まずはストレッチで丁寧にリリース。

2.筋肉活性化エクササイズで膝周りの筋肉強化

特に膝をサポートする内ももやハムストリングスを重点的に鍛えるエクササイズを追加しました。

3.ピラティスで体幹強化とバランス調整

膝をサポートする全身のバランスを整え、立ち姿勢を安定させるために、体幹を鍛えるピラティスを取り入れました。

膝の負担を減らす歩行改善エクササイズ

理学療法士独自の歩行改善メソッドで膝の負担となる歩き方の崩れを改善しました。

この結果、数カ月後には膝の痛みが軽減し、立ち仕事もより快適に行えるようになりました。患者さんに提供するケアの質も向上したと感じられたようで、仕事でのパフォーマンスが上がったと喜んでおられました。

 

実例2:腰の不調を抱える50代のセラピスト

日々の施術業務で腰の負担が蓄積し、歩くのも辛いといったお悩みで当店を訪れました。

1.ストレッチで肩甲骨周りを解放

股関節や腰の緊張がひどかったため、まずは肩甲骨周りをストレッチでほぐし、血行を促しました。

2.筋肉活性化エクササイズで肩周りの筋肉強化

肩甲骨周辺のインナーマッスルを使い、肩が自然に安定するようなエクササイズを取り入れました。

3.ピラティスで体幹と姿勢を整える

膝をサポートする全身のバランスを整え、立ち姿勢を安定させるために、体幹を鍛えるピラティスを取り入れました。

4.腰の負担を減らす歩行改善エクササイズ

骨盤と股関節の動きを改善し、長距移動でも痛みを感じなくなりました。

この結果、腰の張りが和らぎ、4回目で腰痛を感じなくなり、股関節の動きも良くなりました。施術中の姿勢維持が楽になったため、疲れにくくなったと実感されています。

まとめ

ピラティスだけでは届かない深層の筋肉や、関節の可動域制限には、適切なストレッチとリハビリ由来のエクササイズが不可欠です。

当店では、これらを組み合わせることでお客様の健康を多角的にサポートし、一人ひとりの悩みに合ったアプローチを提供しています。

あなたも、ぜひピラティスに加えて他のエクササイズを取り入れ、自分の体の本来の動きを取り戻してみませんか?

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