関節痛改善には「足の機能」がカギ!

関節痛に悩んでいる方は多いですが、膝や腰だけに注目するのではなく、「足」の機能が非常に重要です。実は足の状態が整っているかどうかが、全身の関節に大きく影響を及ぼします。ここでは、関節痛改善における足の重要性と実例を交えながらご紹介します。


足のアーチと関節痛の関係

足には3つのアーチがあり、これが体を支えるクッションのような役割を果たします。アーチが崩れると衝撃を吸収しきれず、膝や腰、股関節などに負担がかかり、関節痛の原因となることがあります。

実例:アーチの崩れによる膝痛

50代の女性Aさんは、長年膝の痛みに悩んでいました。原因がよくわからず様々な治療を試していましたが、当スタジオで足のアーチの崩れが膝痛の一因であることが判明しました。そこで、施術で足のアーチを整え、ピラティスで足の筋肉を活性化することで、膝への負担が軽減され、痛みが改善しました。


足の筋力とバランスが全身に与える影響

足の筋肉がしっかり働くと、姿勢が安定し、膝や股関節などの関節にかかる負担が軽減されます。しかし、筋力が不足していると、特定の筋肉が過剰に負担を受け、関節が痛む原因に。

実例:足の筋力不足で引き起こされる腰痛

30代の男性Bさんは、足の筋力が弱く、体幹で姿勢を支えることが難しいため、腰に負担がかかっていたことが判明。そこで、足の筋力とバランスを強化するピラティスを始めたところ、腰痛の頻度が減少しました。


実生活に活かせるエクササイズ

・タオルギャザー

足指でタオルをつかむことで、アーチを鍛える簡単なエクササイズです。立ち仕事やウォーキングの疲れが気になる方にもおすすめです。

・片足立ちバランス

片足で立ち、バランスをとりながら足の筋力とバランス感覚を鍛えます。5秒から始め、徐々に時間を増やしましょう。電車待ちや歯磨きの時などに行うと習慣にしやすいです。

・ふくらはぎストレッチ

足首やふくらはぎの柔軟性を高めるストレッチも、足のクッション機能を高め、関節痛の改善に効果的です。


まとめ

関節痛は膝や腰だけが原因ではなく、足の機能が鍵を握っています。足のアーチや筋力、バランス感覚を整えることで、関節への負担を減らし、痛みの予防と改善をサポートします。日常生活に取り入れやすいエクササイズを通して、健康で快適な体作りを始めてみましょう。

当スタジオでは、理学療法士が丁寧に足の機能をチェックし、あなたに合った改善プログラムをご提案しています。

関節痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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