姿勢改善には脳機能へのアプローチが必要!

姿勢の改善は、単に筋肉を鍛えることやストレッチを行うだけでは十分ではありません。実は、脳機能へのアプローチが姿勢を根本的に改善するためには欠かせない要素です。私たちの身体の動きや姿勢は、脳によってコントロールされています。そのため、筋肉や関節の調整に加えて、脳がどのように体を動かしているかを意識し、適切な動作パターンを脳に学習させることが必要です。


姿勢と脳の関係

姿勢は、体の筋肉や骨格だけでなく、脳が体全体のバランスをどのように調整しているかに大きく依存しています。脳は、体がどの位置にあるかを常に感知し、適切に指令を出して筋肉を動かします。しかし、日常の生活習慣や過去のケガによって脳が誤った姿勢を学習してしまうと、その不正確な動きが定着し、姿勢が悪化してしまうことがあります。

例えば、長時間のデスクワークで背中が丸まってしまうと、脳はその姿勢を「標準」として記憶してしまいます。その結果、背中を伸ばすのが不自然に感じられ、姿勢を正すのが難しくなるのです。


脳へのアプローチが有効な理由

1.運動の再学習

脳は新しい動作や姿勢を学習し直すことができます。これを活用することで、正しい姿勢や動き方を脳に再教育し、長期的な姿勢改善を目指します。これにより、無意識のうちに正しい姿勢を保つことができるようになります。

2.身体の認識力を高める

ピラティスでは、体の各部分がどのように動いているかを「意識的」に感じるトレーニングが行われます。これは、脳が体の位置を正しく認識し、適切にコントロールするために重要です。体の各部位の動きを細かく意識することで、脳がその動きを効果的に学習し、姿勢が改善されます。

3.持続的な改善

脳が新しい動作を学習すると、その結果は長期間持続します。単に筋肉を鍛えるだけでなく、脳が正しい姿勢を「新しい習慣」として認識することで、無理なく姿勢が改善され、その状態が維持されやすくなります。


脳機能を活用したピラティスの実例

当店では、脳科学を取り入れたピラティスを通して、姿勢改善に取り組んでいます。あるお客様は、長年のデスクワークによる猫背と肩こりに悩んでいましたが、ピラティスを通じて脳が正しい姿勢を学習し、無意識のうちに背中が自然と伸びるようになりました。彼女は、「姿勢を正すのが苦痛だったのが、今では自然と体がまっすぐになり、肩こりも減りました」と話しています。


まとめ

姿勢改善には、筋肉や骨格だけでなく、脳機能へのアプローチが必要です。脳が正しい姿勢を学び直すことで、姿勢の改善が根本的に行われ、長期的な効果が得られます。当店では、脳の働きを活用したピラティスを取り入れ、無理なく姿勢改善をサポートしています。

当店には脳卒中のリハビリを担当した豊富な実績を持つ理学療法士が在籍しており、個々のニーズに応じた専門的な指導を行っています。

姿勢にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。誠心誠意サポートさせていただきます。

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